【入札公告】国関係1件、県北地区1件追加しました。(9:46更新)

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2021/06/08
藤崎 裕司さん(大分土木事務所長)
 「大分土木事務所は初めての勤務」と語る藤崎裕司所長。管轄の大分市・由布市の人口は、合わせて50万人。県の約半数の人口を抱えている。「管内は広く、都市部から沿岸部、山間部へのインフラ整備が必要不可欠。だが、事務所から現場への移動だけでも時間がかかり大変。ICTを活用し、省力化を目指している。コロナ禍でリモートでの現場確認や検査などもできるようになってきたので、今後は通常時でも積極的に活用していければ」と、管内の現状を分析する。
 藤崎所長にとって「当面の課題は、主に由布市の令和2年7月豪雨からの災害復旧。また、九州の東の玄関口としての西大分港ホーバー基地の整備も主要事業の一つになる。道路、河川、砂防、港湾の管理延長も長く、同時に施設の老朽化も課題」。仕事の範囲は無限に広い。
 大野川水系の浸水被害対策、国道197号、442号の渋滞緩和、災害時に緊急車両通行の妨げにならないよう無電柱化の促進など、自然の災害対策から都市の宿命である交通問題まで、大分土木の事業は県の中軸を担っている。
 また、都市公園事業(スポーツ公園や大洲運動公園の整備)、県営住宅整備なども担当しており、主要事業は多岐に渡る。当然職員数も県内で最も多い。
 「非常に忙しい職場ではあるが、風通しの良い職場づくりに励んでいる。健康に留意し、明るく楽しく元気よく、職務に取り組んでほしい」と、職員への気遣い、思いを語る。
 これまでに思い出に残っている事業を訊ねると、貴重な体験を聞くことができた。スポーツ公園建設部に在籍していた当時、2002年のサッカーW杯開催のため、スタジアム周辺の整備事業を担当していた。その16年後、今度は公園生活排水課に在籍していた時、開催準備に奔走したのが2019年のラグビーW杯だ。「ハイブリッド芝の導入や、芝の育成にグローライトの導入など、初めてのことだらけで苦労も多かった。しかし子どもたちに、世界の一流選手のプレイを間近で見ることができる機会を提供でき、嬉しかった。スタジアムを誇りに思う」と、2度の世界的なビッグイベントに関わった経験に目を細めた。
 最近の建設業界については、「昨年の豪雨災害発災時には、初動時から昼夜問わずの迅速な対応に感謝している。今後の復旧についても、支援をよろしくお願いしたい。建設産業は地域の元気の源であり、なくてはならない産業。今後も建設業と一体となり、地域のインフラ整備を進めていきたい」と、感謝と今後の思いを述べる。
 「担い手不足の現状が課題としてあるが、特効薬はない。地道に魅力を発信し、若い人が希望を持って職に就ける業界になってほしい」とも言葉を続ける。
 趣味は野球。熱烈な巨人ファンで、巨人戦を見るのが楽しみ。県職員の土木技術者で構成している野球チーム「DNA(ディー・エヌ・エー)」の監督も務めている。目標はOB野球大会で県大会に出場すること。「まずは市の予選会を突破することから」と語る。別府市出身、59歳。(佐藤万)
 

略歴~1985年九州大学を卒業後、県職員に。
日田土木事務所を初任地に、宇佐土木事務所長、
中津土木事務所長、道路保全課長などを経て、4月から現職。
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