【入札公告】民間3件、国関係12件、独立行政法人1件追加しました。(11:36更新)

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2017/12/19
阿南 秀樹さん(玖珠土木事務所長)
 7月5日の九州北部豪雨で、24年豪雨の倍近く甚大な被害が発生した。
4月の異動で玖珠土木事務所長に着任した阿南秀樹所長に、この夏を振り返ってもらった。
 玖珠町古後の春田川は、24年7月の九州北部豪雨(24災)で改良復旧工事(再度災害の防止と構造物の強化を図る工事)を終えていたことから、護岸などの被害があったものの、氾濫による水田被害や孤立集落は無かった。
これは、これまでの原型復旧ではなく、改良復旧をした成果だといえる。
気象庁によると、線状降水帯は、どこで発生するか分からないとしており、大規模災害は今後も起こりえる。これからは改良復旧がポイントになるだろう。
 同事務所の水防体制は、29年度から警報が発令されれば昼夜交替の5班で対応している。
29年度当初の説明会や建設業協会との連絡も確認し、町主催の防災訓練などにも参加している。
出水期前の6月には、九重町鳴子川のオイル漏れもあり、町や下流の市、国交省と連携して対応した。
 力を入れている事業は、道路改良事業の玖珠山国線の玖珠町松信工区。
31年度開校のくす星翔中学校スクールバス運行路線や日本遺産やばけい遊覧ルート、日田中津道路完成時に玖珠・中津両地域の最短ルートとなる。
また、交通安全事業で別府一ノ宮線(通称やまなみハイウェイ)は、標高1000㍍の九重町長者原の5㌔㍍を路肩拡幅(W=概ね2㍍)し、高地トレーニングができるロードコースとして整備している。
 管内は、標高差の大きい自然環境、急傾斜の地形、メサと呼ばれる台地状で柱状節理の多い地質があり、冬季の雪氷対策は、ハードとソフトの両面から注意している。
柱状節理の発達した地質は、28年の熊本地震や梅雨前線豪雨で崩壊した。
飯田高原中村線は大規模災害が発生したので、危機管理上、注意が必要で、所属長としての責任の重さを実感している。
 「BUILD OITA」などの広報活動で、建設業界の意識向上、活性化が図れると良いと思っている。
産業として成立するための「適正価格での競争」「労働環境の改善」などで、最低制限価格の見直しや週休2日制を考慮した適正工期の設定など、県は各方面で取組んでいるところだ。
 災害対応など建設業は地域になくてはならない存在で、縁の下の力持ち的な頑張りに感謝している。
人材確保や育成など課題も多いが、共に知恵を出し合い汗をかいていきたい。趣味はテニス。陽気にお酒を飲むことが好きな、58歳。



熊本大学工学部を卒業して、昭和57年に東京のコンサルト会社に就職、62年4月国東土木事務所入り。
前任の大分土木事務所次長を経てことし4月、現職。
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